ファッション誌やヘアカタログ、ネット上などでもよく見るワード『こなれ感』
こなれ感って何??
と思う方もいると思いますが、簡単に言うと頑張りすぎてないラフな感じで、お洒落に見せる雰囲気の事。
ヘアスタイルにおいての“こなれ感”というワード
主にファッションに関して聞く事が多いかもしれませんが、ヘアスタイルでも同じニュアンスの表現があります。
ラフ、ルーズな髪の動きでヘアスタイルを仕上げる事ができれば、お洒落な雰囲気にプラスして、大人の余裕すらも感じさせてくれます。
例えるなら中村アンさんのようなヘアスタイルでしょうか。
巻きの緩いルーズなかきあげヘアは、まさに“こなれ感”という表現がピッタリ。
そこで今回は僕自身が作って写真を撮ったヘアスタイルを紹介したいと思います!
ルーズなウェーブのロングヘア
お洒落な大人ヘアの秘訣はこのルーズな髪の動き、質感だと思います。
頑張った感を出さない=こなれ感のある雰囲気ですね。
ヘアアイロンの大きさは?
使用するヘアアイロンは、セミロング〜ロングは38ミリ。
ミディアムまでなら32ミリが良いかと思います。
ロングヘアを38ミリで巻いた感じは僕個人的にもとても好きで、それで前髪なしだったら最高にカッコよくお洒落に仕上がるかなぁと。
市販品よりも断然プロ用が良い!
ヘアアイロンはプロ用も市販品も色々と種類がありますが、綺麗な巻きでダメージを抑えて巻きたいのは誰もが思う事。
やはりプロ用のものはセラミックの質がかなり良いので熱が伝わりやすく、そのおかげでカールがつきやすくダメージが少ない。
あと、市販品を使った事がある方は経験あるかもですが、髪が引っかかったり折れやすかったりするので使い勝手は良くないかと…
僕的に断然オススメはアイビルというメーカーのアイロンですね〜
これは実際にサロンワークでも使っていて、本当に使用感良いです!
さすがはプロ用メーカーさんですね。
巻き方のコツ・ポイント
巻き方のコツとしては、中間巻きができるとGOOD!というところ。
38ミリのコテで中間巻きを外巻き内巻きを交互に巻くことができれば、余裕でこなれ感ヘア作れます!
よくあるミスが、ゆる巻きしたいからと最初からゆるゆる〜…に巻いてしまう方がいらっしゃいますが、そうなると時間が経つとほぼウェーブが無くなります…
ポイントは、しっかり巻いて、しっかりほぐす!
38ミリのアイロンなら、しっかり熱を与えて巻いても強すぎるウェーブになる事はありません。
それよりもしっかり巻いた後に、手ぐしやブラシなどで何回も何回もといてほぐして、ルーズにしてあげると、緩いままずっと持ちの良いウェーブに仕上がります。
巻き方も大事だが何より大事なのはカット
こういうヘアにする場合は巻き方はもちろん大事ですが、より巻きやすく、より柔らかく、より空気感を表現する為に、カットがとても大事になってきます。
丁寧に根元から間引く毛量調整で、カットだけで質感が変わります。指通りが変わります。
決して毛先をスカスカにしてしまうような梳き方をしてはいけません。
ハイライトカラーも相性抜群
ハイライト&ローライトカラーなどできるのであれば、これもまたオススメ。
ルーズな毛流れの中に毛束感が強調され、立体感ができてお洒落度UPです!
色味的にはアッシュ系やベージュ系などが、髪の柔らかい質感・透明感も出てバランス良くキマりますね!
“こなれ感”で大人の余裕を感じさせるお洒落を
大人のお洒落は、頑張ってやりました!っていう感じを出さずに、程よく力の抜けた余裕のある雰囲気の方がお洒落で素敵に見えるのかなぁと。
ヘアが上手く仕上がれば、例えシンプルなファッションでもお洒落に見せる事ができるんじゃないかと思います。
頑張りすぎてないこなれ感あるヘアスタイルで、大人のお洒落を楽しみましょう!